リュウキュウアカショウビンの幼鳥(下)。上にいるのが親鳥とみられる=2024年9月7日午後11時19分、鹿児島県・徳之島、外尾誠撮影 鹿児島・徳之島の森で夏鳥リュウキュウアカショウビンの幼鳥=写真下=が姿をみせている。親とみられる成鳥のそばで休む様子が愛らしい。 カワセミの仲間で、炎のように鮮やかな色合いのくちばしと体が目立つ。本土に渡るアカショウビンと比べ、羽が紫がかっているのが特徴だが、幼鳥は体色が淡い。 例年は4月ごろに東南アジアから南西諸島に飛来して繁殖し、9月に南へ旅立つ。「キョロロロー」という美声が聞こえなくなると、島の夏が終わる。(外尾誠)